2013-10-18 第185回国会 参議院 本会議 第3号
六年ぶりとなった今回の報告書では、様々な批判や懐疑論を踏まえた上で、世界の気候学者らが改めて温暖化の進行と脅威を確認した点で意義が大きいと言われています。 近年、猛暑や豪雨など異常気象が頻発し、温暖化はもはや現実の脅威です。世界各国が足並みをそろえて温室効果ガスの削減に取り組むことが急務であり、我が国も必要な対策を講じる責任があります。
六年ぶりとなった今回の報告書では、様々な批判や懐疑論を踏まえた上で、世界の気候学者らが改めて温暖化の進行と脅威を確認した点で意義が大きいと言われています。 近年、猛暑や豪雨など異常気象が頻発し、温暖化はもはや現実の脅威です。世界各国が足並みをそろえて温室効果ガスの削減に取り組むことが急務であり、我が国も必要な対策を講じる責任があります。
これはかつて気象庁が異常気象レポートを出しましたときに、外国の気候学者に、気候の変動とかあるいは異常気象の原因は何ですかということをアンケート調査をいたしましたときに出てきて割合数が多うございましたのが、森林破壊、あるいは土壌水分が少なくなっていること、これが世界的な異常気象の原因として非常に重要であるということを指摘しておりますので、こういうことからも森林破壊というのが地球全体の気候、あるいは地球
ただいま先生が御指摘になりましたように、近年世界の天候が変わってきておりますことは、世界の多くの気象学者や気候学者などが指摘いたしまして、また研究もしているところでございます。 それによりますと、大体一九四五年ごろから世界の気温はやや下がる傾向にございますが、この現象は、大体は北緯六十度以北でございますが、特に高緯度の地方で顕著でございます。
世界の気候が少しずつ変りわつつあるということは、世界の気象学者や気候学者がいろいろ調べておりまして、この二十年くらいの間に少しずつ世界の気温が下がる傾向が出てきております。特に北緯六十度から北のほうでは、温度が下がるということが非常に顕著な形であらわれております。
この気候が変わってきているということにつきましては、日本だけでなくて、世界的にいろいろな気象学者あるいは気候学者が二十年ほど前から非常に注意をいたしまして、研究しているところでございます。その結果によりますと、先生おっしゃられましたように、世界的に寒冷化が最近進んでいるということは、どうも事実のように思います。
これが大体現在の世界の気候学者の定説となっております。こういうふうな大きな気候の考えのもとに、長期予報などにも、たとえば今度の集中豪雨その他につきましても、変動が大きい天候があらわれるだろうというふうな予想をわれわれしております。